【『命』】

少し長くなりますが、読んでください。


昨日、家の中に残された猫を捕獲するため、広島まで行ってきました。


現地にいき、間に入っている生活サポートセンターの方にお話を伺いました。

飼い主は、高齢の男性。病気を抱えており、体調が悪化したため入院することになりました。その後家に戻る事はなく、施設に入るとのことです。

家の中に残された3匹の猫たちは怖がりで慣れていないため、誰も捕まえることができないそうです。

早速中に入ろうとしたら、土足で上がっていいですと言われました。嫌な予感がし、中に入ると、案の定思った通り…家の中はひどい状態でした。


飼い主自体も、あまりに汚れているので土足で生活をしていたそうです。

猫の世話は、1日おきにヘルパーさんにお願いしていたとのことですが、どう見てもまともな世話をしていたとは思えません。

いつからないのか水も空っぽ。

早速、捕獲機を設置し猫が入るのを、外で待ちました。

1時間後、1匹の猫が捕獲機に入りました。

その後はどれだけ待っても、捕獲機に入らないので、捕獲機はやめました。

2匹目は部屋の隅に追い込み、捕まえました。


3匹いるとの話でしたが、全く気配がありません。

サポートセンターの方に聞くと、ヘルパーさんも一度も姿を見たことがないといいます。

本当にいるのか…脱走して逃げてしまっているのではないかと思っていた時、サポートセンターの人から電話があり、入院している飼い主に電話を代わってもらいました。


3匹目は、一番怖がりで、普段から隙間に隠れて出てこないといいます。

その話の中で、驚くべき事実を聞きました。

猫は、30匹近くいたと言います。

避妊去勢もせず、家で飼っていた猫から猫が生まれ、どんどん増えたそうです。

世話がしきれなくなり、数年前に保健所に連絡をし、すべての猫を処分するため連れて行ってもらったそうです。連れていかれた猫は、殺処分されました。

これで猫がいなくなったと思ったら、怖がりの3匹が部屋の隅に隠れて残っていたそうです。

今回の猫は、その猫たちでした。

自分の家族たちが保健所の人たちに捕まえられて連れていかれる地獄のような時間…どれほど怖かっただろう、その日から今日までの間、どんな想いで生きてきたのだろうと、考えただけで胸が痛く苦しくなりました。

人間が怖くなるのは当然です。

この無責任な飼い主に対して、殺処分された30匹分、30回死ぬほど苦しんでほしいと願う気持ちは、抑えることができませんでした。


最後の1匹は、部屋の隅にある小さな段ボールの中に、怯えながら小さく固まっていました。


この3匹は、施設に預けられます。譲渡もOKとのことなので、本当の家族を必ず見つけてあげたいと思います。


動物を人間の生活の中に迎え入れるのであれば、本当に責任を持って、その命を大切にしてほしい。

ペットと言う存在の動物たちは、自分で行き先を決めることができないのです。

その命を人間の都合で、生かす、止めるなど、決めてもよいなど、そんなおかしな話はありません。

どんな人間でも、お金さえ払えば命を買える。そんな世の中も間違っています。


命は、人間のオモチャではないのです。


✳この子たちを迎えてもいいという方、私までご連絡ください。

年齢は5歳くらいです。

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【うさ公式ホームページ】 創作家 「災害で消えた小さな命展」主催。 「災害時ペット捜索・救助チームうーにゃん」、「劇団Sol.星の花」代表。 この3つの活動を通して、命の大切さや思いやる気持ちを伝えていきます。

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