【8月2日 飛行機の中です】

7月31日よりとても忙しくなり、朝から深夜まで活動していたため、活動のご報告ができないでいました。
あっという間に最終日になりました。

今、胸の腫瘍が破れて大量出血をしたコーギーが手術をしています。本当は昨日手術の予定でしたが、出血量があまりにも多かったため、貧血の数値がなかなか良くならず、感染症も起こし始めてしまいました。
この状態での手術は危ないため、輸血をして手術することになりました。
施設にいる、若いサモエドに、輸血の協力をしてもらいました。
そのおかげで、手術が可能な状態になり、今日手術となりました。
それでも、深刻な状態には変わりはありません。
帰るとき、祈ってるから頑張ってねと声をかけました。必ず幸せにしてくれる新しい家族を見つけるから、と約束しました。
コーギーちゃんは、私の目を見て、立ちあがろうとしました。
まだまだこの子の一生は、これからなんです。
祈るしか、信じるしかありません。


寝たきりだったダックスくんが亡くなりました。
いろいろ詳しく検査をした結果、白血病の可能性が高いことがわかりました。甲状腺機能低下症にもなっていたのに、それでも、頑張ってました。この子に新しい家族も決まりました。
血液検査の結果は良くないのに、見た目はどんどん元気になっていきました。
ちゃんとご飯欲しいと催促する様にもなりました。私が近づくと、嬉しくてよく鳴くようにもなりました。手足をバタバタさせて…可愛かったです。
最後の朝、いつものように薬もシリンジからのミルクもしっかり飲んでくれました。
今日もよくがんばったねと声をかけて口を拭いていたら、静に心臓の鼓動が止まりました。
全く苦しまず、命が終わりました。

今、私が帰る飛行機には、新しい家族が決まった犬が3匹乗っています。
そのうちの2匹は、残された時間が少ない子たちです。

もう一匹は、全身毛玉だらけだったシーズーです。


生きるために今、必死に頑張っている命。
その命を繋ぐために協力した命。
目の前で、静かに終えていったった命。
新しい家族の元でこれからは幸せに暮らしていける命。

どの命も、みんな幸せであってほしい。
いろんな命と必死に向き合う毎日でした。

ダックスくんが亡くなった朝、シーズーくんがご飯を食べませんでした。
毛玉だらけだった体がきれいになった時から、なんでもよく食べてくれいたのに。
私は心配になり、シーズーくんを見ました。シーズーくんは、私の顔をじっと心配そうに見つめていました。
ダックスくんが亡くなり、悲しんでいる私を心配してくれているのだと気づきました。
私はシーズーくんを抱き上げて、「心配してくれてるんだね。ありがとう。大丈夫だから、ご飯食べようね」そう言って抱きしめて、そっと下ろしたら、ご飯を食べてくれました。
優しい子です。
人間から、何年もあんな状態で放置され、望みも希望もないような時間を過ごしてきたのに、優しい心は無くならないのです。
動物たちは、本当にすごいと思います。

私の力不足で、幸せに繋ぐことが出来なかった子たちは、いつも私の心の中にいます。
どの命も人間が勝手に自分たちの世界に連れてきた命です。
一度迎えた命は、最後まで、大切に幸せにしてほしい。
ただただ、それを心から願っています。

🌟新しい家族を待っている犬や猫たちが、たくさんいます。
気になる子がいましたら、ぜひご連絡ください。
090-6506-3008(うさ)


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【うさ公式ホームページ】 創作家 「災害で消えた小さな命展」主催。 「災害時ペット捜索・救助チームうーにゃん」、「劇団Sol.星の花」代表。 この3つの活動を通して、命の大切さや思いやる気持ちを伝えていきます。

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