【飼育放棄のシュナウザーを保護しました🐕🦺】
飼い主による飼育放棄で、シュナウザー男の子(10才)を保護しました。
背中に大きなハート形の模様があるため、クォーレと名付けました。
クォーレは、イタリア語でハート(心)です。
保護時の状態は、顔がパンパンに腫れていて、鼻から血膿が出ており、目には目やにが固くびっしりとこびりついている状態でした。
顔の腫れと鼻からの血膿は、鼻腔内腺癌によるものでした。
他にも、糖尿病も抱えていました。糖尿病の進行により、両目も失明している状態でした。
急いで病院へ連れて行き、一通り必要な検査をしてもらいました。
鼻腔内腫瘍はかなり深刻でした。骨溶解が起きており、骨が溶けた部分にまで腫瘍が侵食していました。
鼻腔内腺癌は手術ができないそうです。
今年8月との余命宣告を受けました。
少しでも痛みや辛さをとってあげること、少しでも生きる時間を伸ばしてあげることを目的として、抗がん剤治療を始めることにしました。
糖尿病は、高血糖を管理するためのインスリンの投与を続けます。
3週間おきに、病院での検査が必要となりました。
まだ10歳なのに、こんなに大変な病気を抱えていて、命の時間を告げられるなんて…。
残された時間は、少しでも幸せを感じてもらえるようにできる限りのことをしてあげたいと思います。
穏やかな優しい性格のクォーレ。よく食べてくれて嬉しいです。
里親さんを探す事は容易ではないと思いますが、クォーレの最後の家族になっていただける方を探します。
一緒に過ごせる時間は少ないかもしれませんが、幸せの深さは、時間ではないと思っています。
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