【被災地で起きている大きな問題ー重大な経過報告ー】


1つ前の投稿(フジテレビの人気番組で放送された、動物保護の2団体による、飼い主不明の保護の件)に、新たな事実がわかったため、お知らせします。


昨夜、私の投稿を見た方からこのような連絡がありました。

『地震の後からずっと探している私のうちの猫が、番組に出ていました。

うちの子を返してほしいので力を貸してほしい』

その猫の名前は、「博士くん」

写真をたくさん送っていただきました。

確実にテレビで写っていた猫は、博士くんで間違いありませんでした。

飼い主さんの住んでいた集落には、猫と一緒に暮らしていたお年寄りがいたといいます。

番組に出ていた、首輪をつけている猫や人慣れしている猫は、飼い猫の可能性があるそうです。

飼い主さんから連絡がくる直前に、私は、番組に出ていた団体代表の男性の方と電話でお話したばかりでした。

男性からの要件は、私が投稿したSNSの削除依頼でした。

理由は、番組で保護した猫たちは、41頭全て、飼い主による飼育放棄の猫たちだから、保護した猫の情報提示や公開はする必要がないし、する気もない、との事でした。

提示しなければならないような法律でもあるのですか?とも言われました。


この男性が、飼い主による飼育放棄で保護した猫と言う中に、飼い主さんが探していた猫が見つかった事、そして41頭の猫を保護した場所と、博士くんが住んでいた場所は5キロも離れている事から、保護した場所の住人による飼育放棄ではないと言う事から、この男性の言葉は、真実でないことが明らかになりました。


もう一つの団体代表の女性の方は、相変わらず、連絡をいただけないままです。


フジテレビの番組の方にもこの事実をお伝えし、番組の責任を果たしていただきたいと思います。


博士くんのように、飼い主さんが探している猫が他にもいるかもしれません。

まずは、41頭全ての猫たちの情報の提示、そして猫たちは今、どこに保護されているのかを明確にする必要があると思います。


今回の件は、災害時だけではなく、日頃の飼い主不明の動物の保護にも関係する、とても重要なことだと思っています。


その場所では生きていけないような猫、具合が悪い猫を保護していけないとは言っていません。私も保護しています。命が最優先です。

ただ、飼い主不明の猫を保護したら、情報を公開しなければいけないと思うのです。

大切な家族を必死に探してるのに、知らない間に知らない場所に連れて行かれて、2度と会えなくなるなんて事は、絶対にあってはいけない事です。


今後につながるとても重大なことですので、この件は、ペットのおうちさんにもご協力していただく事になりました。


皆さんのご協力も必要です。

番組を見られた方で、疑問に思われた方もたくさんいらっしゃると思います。

皆さんの声を、番組にも届けていただけたら、嬉しいです。

また、ご報告します。


✳博士くんの写真は、飼い主さんより許可いただき、公開しています。


#能登半島地震

#ペットのおうち

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#迷子猫

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【うさ公式ホームページ】 創作家 「災害で消えた小さな命展」主催。 「災害時ペット捜索・救助チームうーにゃん」、「劇団Sol.星の花」代表。 この3つの活動を通して、命の大切さや思いやる気持ちを伝えていきます。

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