【霧たまろび】
東日本大震災からもうすぐ12年になります。
劇団Sol.星の花朗読劇『霧たまろび』(15分)
東日本大震災のお話です。
2022年9月22日、香川県立 飯山高等学校で公演させていただいたときのものですが、皆さんに観ていただきたくて、アップしました。
15分ほどのお話です。
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”霧たまろび”
作:たかぎなまこ
演出:うさ
照明:福西 圭
音響:関口 正男
語り:齋藤 正樹
楓人:うさ
桃香:さかもと ほのか
◉原作者〝たかぎなまこ”さんからのメッセージ
霧の濃い朝、海岸を訪れました。どっしり海面を埋めた霧の中空に、太陽がぼんやり現れました。真上に青空が一瞬光って、海はなんとも言えない不思議なミルク色で沈んでいます。あまりに美しいその景色に、心を奪われました。
けれど、私の大切な存在が海に命を飲み込まれてしまったとしたら、こんなふうに霧が溶けた海を美しいと思えるのでしょうか。こんなのんきに霧の海を観に来れるのでしょうか。
自分がそうなっていないので、答えはわかりません。自分の身に今はたまたま降りかかっていないことですが、いつそうなるかもわかりません。
災害によって突如急変する海の恐ろしさ。東日本大震災が起きた3月11日だけでなく、心にいつも置いておきたいと思います。
✳たかぎなまこさん、お話のページ(NOVEL DAYS)
https://novel.daysneo.com/sp/author/namako-takagi/
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