【九州6日目 災害時ペット同室避難】
昨日は、鹿児島での活動、最後の日でした。
災害時のペット同室避難の必要性を伝え、実現させるために、鹿児島市役所に行きました。
下鶴市長に私の描いた本『ぼくは海になった』と『災害で消えた小さな命』を届けにいきましたが、下鶴市長は先日市長になったばかりの方で、今は大変忙しく、お会いすることはできませんでした。
市長室秘書課の主任、原口さんと、秘書課主幹の西園さんに、しっかりお話させていただきました。とても真剣にお話を聞いてくださいました。
私がなぜ、人とペットを別々の場所に避難させる避難所(ペット同行、同伴避難)ではなく、人と家族であるペットが同じ部屋に一緒に避難できる避難所(ペット同室避難)が必要なのか、東日本大震災や熊本地震で起きた真実をお話して、説明しました。
お二人とも、その意味を必要性をご理解してくだいました。
そして、市長に私の本をお渡ししていただくお約束をして、市役所を出ました。
今回、市長に本をお渡しできるように、つないでくださったのは、シャンソンクラブ ソワレ・ド・パリのマダム、加藤和子さんです。
マダムとの出会いは、2年前。マダムのお店で、震災イベントをさせていただきました。
絵本『ぼくは海になった』の朗読と私が作った『命のうた』をマダムと一緒に歌わせていただきました。
それ以来、マダムにはいろいろとお世話になっています。
マダムの歌を聴くと涙が溢れてきます。心に届く 本物の歌です。
そんなマダムから『命のうた』を歌わせてほしいと言われました。とても嬉しかったです。
今はコロナの影響で、なかなか思うように人前に出ることが難しいですが、近いいつか、また一緒に何かやりましょう!と約束し、しっかり握手をしてお別れしました。
夜はもう1人、素敵な方にお会いしました。
日置市の市議会議員、是枝みゆきさんです。
是枝さんとの出会いも、2年前です。鹿児島市で開催した私の講演を聞きにきてくださり、初めてご挨拶させていただきました。私の講演を聞いてくださった後に「自分のやるべきことが見えました」と言って帰っていかれたのがとても印象的でした。
是枝さんはペット同室避難実現に向けて動いてくださっていました。行政の方に働きかけ、どこをペット同室避難場所とし、どうしたらよいかを考えている最中だそうです。
是枝さんにも、『災害で消えた小さな命』の本をお渡し、もう一度、私が被災地で見た知ったことをお話しました。
ペットは家族です。ペットを置いていくことは、子供だけ家に置いていくことと同じです。
避難所でペットと別々になると言うことは、避難場所で子供と離れ離れにさせられるのと同じです。
それならば、避難しないで一緒に家に残る選択をする人がたくさん出てきます。
その選択により、命を落とした人も動物もたくさんいるのです。
姿かたちが違っても、その命を大切に思う人にとっては大切な家族。
災害はいつ起きるかわかりません。明日起きるかもしれません。
変えられるのは、何も起きていない 今 しかないのです。
✳︎是非読んでください✳︎
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