【九州5日目 鹿児島①猫が事故にあいました】

今、鹿児島にきています。

昨日鹿児島について、大変な事がありました。
鹿児島についてすぐに、里親さんと合流しました。
里親さんは、以前アップした、ガリガリに痩せた黒柴を迎えてくれた方です。

✳︎黒柴のことはこちら↓
https://www.usa-peace.com/posts/12353702?categoryIds=1503968


里親さんの車に乗せてもらい車を走らせていたら、いきなり猫が猛ダッシュで飛び出してきました。
里親さんは急ブレーキをかけて止まりましたが、猛スピードで走ってきた対向車が、猫をはねました。はねた車はそのまま、走り去りました。
私と同乗していた里親さんの友人は急いで車を降り、次々来る車を止めて、はねられた猫を拾い上げました。
猫は脳震盪を起こしていて、顔から血を流していました。それ以外は目立つ外傷はありませんでした。
呼吸は荒く、事故の衝撃のせいか猫はじっと大人しく私に抱き抱えられていました。
遅い時間だったため、なかなか診てくれる病院がみつからず、鹿児島市外で一つ病院をみつけ、急いで車を走らせました。
やっと辿りついた病院だったのに、最悪の病院でした。
事故にあって呼吸もおかしいと言っているのに、酸素室にも入れてくれず、猫が暴れるからとレントゲンも取れず、何もできないと言うのです。
猫は暴れたりするような状態ではありませんでした。
ただ、経験のない医師(院長でした)だったのだと思います。経験はなくても、目の前にいる命を助けるために、何かできないか、それを考える熱意はないものか。
命を救う術を学び、たくさん知っているはずなのに。
いったい何のための病院なのか、この人はどうして獣医師になったのか…。
迅速に保護し、猫を助けたくて必死に辿りついた先だったのに、悔しくて仕方がありませんでした。
猫をはねてそのまま走り去った人、どうしてそんな事ができるのか。
腹が立って、腹が立って、時間が経っても気持ちが収まりませんでした。

猫は飼い猫なのが、野良猫なのかわかりません。もしかしたら、お外に自由に行き来させている家の猫だったのかもしれません。
外飼いしている猫だったのかもしれません。
お外にいる猫たちの平均寿命はたったの5年です。
交通事故や感染症など、命にかかわる病気で、命をおとす子がほとんどです。
猫を家族に迎え、長生きしてほしいのならば、絶対にお外には出さないように工夫してほしい。

猫は里親さん宅で一晩過ごしました。頑張って一晩乗り越えてくれました。呼吸も昨日よりはゆっくりになり、今朝、ちゅーるを食べたそうです。
あれだけの事故だったのに奇跡です。きっと運の良い子なのだと思います。
今日、里親さんが、別の病院に連れて行ってくれるそうです。
運の良い猫…絶対に大丈夫、元気になると信じています。
今夜、里親さん宅に行くのでまた、猫の様子はお知らせしたいと思います。

✳︎黒柴ちゃんのことは次のページでお知らせします。

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【うさ公式ホームページ】 創作家 「災害で消えた小さな命展」主催。 「災害時ペット捜索・救助チームうーにゃん」、「劇団Sol.星の花」代表。 この3つの活動を通して、命の大切さや思いやる気持ちを伝えていきます。

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